仙台の田舎はどこ?都会なの?区ごとに考える

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仙台市に20年以上住んでます。

いまだに東京のひとから「仙台は田舎」という印象をもたれていることにビックリです。

私は東京にも大阪にも行ったことがあります。

それを踏まえると仙台は地下鉄もあるし田舎という感じはしないのですが・・・・

なぜ田舎の印象があるのか?

仙台市を区ごとに都会の側面と田舎の側面を考えてみます。

目次

仙台市青葉区

仙台市

仙台市青葉区は、宮城県仙台市の中心的な地区の一つで、多くの面で都市と自然のバランスが取れた特徴を持っています。

仙台市の中心部となります。

都会の側面

  • ビジネスと商業の中心地: 仙台市青葉区は仙台市の経済的な中心であり、多くの企業の本社やオフィス、商業施設が集中しています。特に仙台駅周辺は、ショッピングモール、デパート、飲食店などが充実しており、活気があります。
  • 教育と文化: 多数の大学や専門学校があり、学生の街としての側面も持っています。また、宮城県美術館や仙台市博物館などの文化施設もあり、芸術や歴史に触れることができます。
  • 交通の要所: JR仙台駅をはじめとする交通網が発達しており、東北地方の他の地域や東京へのアクセスが良好です。市内交通も充実しており、生活の利便性が高いです。

田舎(自然)の側面

  • 豊かな自然: 青葉区には多くの自然が残っており、市内にあるにも関わらず自然を感じられる場所が多いです。特に、青葉山や定禅寺通りのケヤキ並木などは四季折々の美しさが楽しめます。
  • 歴史的な建物と地区: 仙台四郎兵衛尉景信によって建てられた仙台城(青葉城)の跡地があり、歴史的な背景も感じられます。また、伊達政宗ゆかりの地としても知られ、伝統や歴史を感じさせるスポットが多数あります。

仙台市青葉区のまとめ

仙台市青葉区は、都会の便利さと田舎の自然や歴史を兼ね備えた、非常に魅力的な地区です。

ビジネス、ショッピング、教育、文化、そして自然や歴史に触れることができる多様性が、この地域の大きな特徴と言えるでしょう。

私からひとこと

青葉区といえども広いです。

作並温泉や定義山まではなれるとふつうに田舎です。

仙台市泉区

仙台市

仙台市泉区は、宮城県仙台市に属する区の一つで、都会と田舎の特色を併せ持つ独特のエリアです。

都会の特徴

  • 商業施設: 泉区には、泉パークタウンタピオ、仙台泉プレミアムアウトレットなどの大型商業施設があり、ショッピングやエンターテインメントの需要を満たしています。これらの施設は地域住民だけでなく、周辺地域からも多くの人々を引き寄せています。
  • 住宅開発: 近年、泉区では新しい住宅地の開発が進んでおり、都市部からの移住者も増加しています。これにより、都会的なライフスタイルを好む人々にとって魅力的なエリアとなっています。
  • 教育施設: 泉区には多くの学校があり、教育環境が充実しています。また、仙台市科学館などの教育的な施設もあり、子どもから大人まで幅広い年齢層に対応しています。

田舎の特徴

  • 自然環境: 泉区は豊かな自然に恵まれており、泉中央公園や八乙女公園など、市民が憩い、リフレッシュできる場所が多くあります。これらの公園では四季折々の自然を楽しむことができます。泉ヶ岳スキー場もあります。
  • 歴史的・文化的施設: 泉ヶ岳や仙台市立泉文化センターなど、地域の歴史や文化を感じられる施設があります。これらの施設を通じて、地域の伝統や文化に触れることが可能です。
  • コミュニティ: 泉区は、地域住民が密接にコミュニケーションを取り合い、支え合うコミュニティが根付いています。地元の祭りやイベントは、住民間の絆を強化する重要な機会となっています。

仙台市泉区のまとめ

仙台市泉区は、都市的な便利さと田舎の温かみが融合した魅力的な地域です。

このエリアは、都会の生活を送りながらも自然や地域コミュニティの恩恵を享受したい人々にとって、理想的な場所と言えるでしょう。

私からひとこと

むかしは泉区の地下鉄終着駅は八乙女駅でした。

泉中央駅が終着駅になってから発展した印象です。

それまでけっこう田舎でしたよ。

仙台市太白区

仙台市

仙台市太白区は、宮城県仙台市の南部に位置し、自然と都市生活の融合が特徴的な地区です。

都会の特徴

  • 発展する住宅地: 太白区では新しい住宅開発が進んでおり、特に若い家族層に人気があります。この地区には、便利な生活環境としての条件を満たす、様々な施設が整っています。
  • 商業施設: ザ・モール仙台長町や多数のショッピングセンターがあり、日常の買い物からレジャーまで幅広いニーズに対応しています。また、飲食店やカフェも豊富で、多様な食文化を楽しむことができます。
  • 交通アクセス: 東北自動車道や国道286号線など、主要な交通網が地区を縦横に走っており、仙台市中心部や近隣都市へのアクセスが良好です。

田舎の特徴

  • 豊かな自然: 太白区には、自然を感じられる公園や緑地が多くあります。これらの場所は、市民にとって憩いの場となっており、四季折々の美しさを楽しむことができます。
  • 農業: この地区には農地も広がっており、地元で採れた新鮮な野菜や果物を市場や直売所で購入することが可能です。地域に根差した農業は、太白区の田舎らしさを感じさせます。
  • コミュニティ: 太白区は、地域の祭りやイベントが活発で、地域住民が互いに交流し、支え合う強いコミュニティが形成されています。地域の伝統や文化を大切にする姿勢が見られます。

仙台市太白区のまとめ

仙台市太白区は、都市の便利さと田舎のゆったりとした雰囲気が共存する地域です。住宅、商業施設が充実している一方で、豊かな自然や地域のコミュニティが人々の心を和ませてくれます。

私からひとこと

太白区がおおきく変化したのは、ザ・モール長町のおかげ。

あと長町駅近くにIKEAができたのはおおきい。

仙台市宮城野区

仙台市

仙台市宮城野区は、宮城県仙台市の東部に位置し、その地理的特性から都会の利便性と田舎の落ち着きの両方を提供するユニークな地域です。

都会の特徴

  • 経済と交通の中心: 宮城野区は、仙台市の重要な経済拠点の一つであり、仙台港や東北最大の貨物駅である仙台貨物駅を有しています。これにより、地区は物流と商業の中心地としての役割を果たしています。
  • スポーツとエンターテインメント: 宮城野区には、楽天生命パーク宮城(楽天イーグルスの本拠地球場)があります。これらの施設は、地域住民や観光客に多様な娯楽を提供しています。
  • 商業施設: ヨドバシ仙台第1と第2ビル・BiVi 仙台駅東口や多くのレストラン、ショップがあることも、この地区の都会的な魅力を形成しています。日常の買い物から特別な買い物まで、幅広いニーズに応えています。

田舎の特徴

  • 自然環境の保全: 宮城野区には、広大な宮城野原や多賀城市との境に位置する湿地帯など、貴重な自然環境が保全されています。これらの地域は、都市の喧騒から離れて自然を感じられる場所として価値が高いです。
  • 地域コミュニティ: 地元の祭りやイベントは、宮城野区のコミュニティの強さを示しています。住民同士の絆を深めるこれらの活動は、田舎特有の暖かみのある社会を形成しています。

仙台市宮城野区のまとめ

仙台市宮城野区は、都市の便利さと田舎の温かみを併せ持つ地域です。

経済活動の中心でありながらも、自然環境を大切にする地域の姿勢は、都会生活の中での落ち着きや歴史への敬意を求める人々にとって魅力的です。

私からひとこと

仙台駅東側はすぐに宮城野区です。

そこだけみると都会としか表現できません。

仙台市若林区

仙台市

仙台市若林区は、宮城県仙台市の南東部に位置し、都会の便利さと田舎の魅力が共存する地域です。

都会の特徴

  • 商業と文化: 若林区は、仙台市の中心部に近く、多くの商業施設、レストラン、カフェが点在しています。特に、複数の商店街が地域の商業活動の中心となっており、活気に満ちています。また、地域に根ざした文化イベントやアートプロジェクトが豊富で、都市的な生活を楽しむことができます。
  • 交通アクセス: JR仙石線や地下鉄東西線など、便利な公共交通機関が整っており、仙台市内外へのアクセスが容易です。このような交通網は、都会的な生活の利便性を高めています。

田舎の特徴

  • 歴史と自然: 若林区には、仙台藩の歴史を感じることができる史跡や伝統的な建築物が多く残っており、地域の歴史的背景に触れることができます。また、広瀬川や多くの公園があり、市内にいながら自然を感じることができるのもこの地域の特徴です。
  • 地域コミュニティ: 若林区は、強い地域コミュニティを持っており、住民同士が支え合う文化が根付いています。地元の祭りやイベントは、このコミュニティ感を強化し、地域の結びつきを深めています。

仙台市若林区のまとめ

仙台市若林区は、都会的な便利さと田舎の落ち着きが融合した魅力的な地域です。商業施設や文化イベントが豊富で、交通アクセスの良さも魅力の一つですが、歴史的な建築物や自然環境、そして温かい地域コミュニティもこの地区の大きな特徴です。

私からひとこと

他の区と比較すると田舎よりの若林区ですが、地下鉄東西線ができたことにより卸町駅を中心とした利便性が上がっています。

今後の発展はイオンスタイル卸町にかかっていそうです。

まとめ

仙台市のすべての区をみてみました。

直感的イメージでは

青葉区<泉区<太白区<宮城野区<若林区

と田舎になるのではないかと思います。

ですがそれぞれの区に田舎となりうる要素があります。

しょせん田舎といわれるのはイメージなのだと思います。

いったことない、見たことないとなるとそうなってしまいますね。

いがいと全国区のテレビ番組で仙台を取り上げることは少ないですし。

七夕まつりくらいでしょう。

光のページェントもいまは東京などのほうがすごいです。

一度でも観光におとずれたり、住むとイメージもかわるので、田舎イメージを払拭してもらいたいですね。

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