海外の空港では空港に泊まれるイメージがありますが、日本の空港ではどうなのでしょうか?
早朝便のため始発間に合わず、最終便のため終電に間に合わないと空港泊を考えてしまいます。
公共交通機関が使えないならタクシーという手もありますが、あまりに距離があると金額がかかり現実的ではありません。
これからそんな状況になったときのために、国内の空港が24時間営業しているか調べてみました。
ほとんどの国内空港は24時間やっていない
調べてみてわかったのですが、ほとんどの国内空港では24時間営業ではないので国内線ターミナルと国際線ターミナルは営業時間外に滞在することができません。
つまりターミナルのあるターミナルビルにも例外なく宿泊できないということになります。
このような空港では
- タクシー
- 深夜バス
- レンタカーを事前に手配する
- 空港内にある24時間営業箇所で過ごす
- 周辺ホテルに泊まる
をお願いしているようです。
現実的には周辺ホテルに泊まるが正しいと思います。
金額にもよりますが、タクシーやレンタカーよりも安く済みそうです。
ですが、数少ないですが国内には6箇所の24時間営業の空港があることがわかりました。
24時間営業の国内空港は6箇所
日本の24時間営業空港は以下のとおりです。
①新千歳空港
北海道の新千歳空港は平成6年から日本初の24時間運用を行っています。
そのため新千歳ターミナルビルは夜遅くまで営業しています。
ターミナルビルにある新千歳空港温泉は、営業時間が午前10時~翌朝9時の23時間営業となっています。
(深夜1時以降は別途深夜料金がかかりますが・・・)
②羽田空港
羽田空港はすべて24時間営業と思われがちですが、24時間営業なのは第3ターミナルのみです。
第1ターミナル・第2ターミナルの営業時間は5時~24時となりロビーに滞在はできません。
また、第3ターミナルは24時間営業ですが、国際線フライト利用後かこれから利用予定の方のみ夜通し滞在できる規則となっています。
そのため夜遅く着いたり、早朝フライトでも安心してターミナルにいることができます。
また、吉野家・ローソン・第3ターミナルのシャワールームが24時間営業、天然温泉平和島は23時間営業と深夜滞在を迎えてくれます。
③中部国際空港
中部国際空港は第1ターミナルのなかの
- 1階ウェルカムガーデン
- 2階到着ロビー
- アクセスプラザ
が24時間営業となっています。
第2ターミナルは1階到着ロビーが4時~23時、2階出発ロビーが4時30分~21時30分が開館となり他の時間は閉館となっています。
ファミリーマートエスタシオ(アクセスプラザ2階)とローソン(第1ターミナル1階)は24時間営業です。
④関西国際空港
関西国際空港は空港ターミナルが24時間営業です。
総合案内所も24時間対応している力の入れようです。
第1ターミナル、第2ターミナル、エアロプラザの3つでできており、第1ターミナルと第2ターミナルは4Km離れています。
24時間営業しているコンビニ(ファミリマート・ローソン)が数店舗やマクドナルドがあり、カプセルホテルもあります。
かなり安心して滞在できる24時間空港です。
⑤北九州空港
24時間営業の北九州空港ですが、ターミナルビルは始発1時間前開館、最終便到着30分後には閉館となっています。
飲食店は21時、ショップは20時30分には閉まります。
1階到着ロビーにセブンイレブンがありますが、ターミナルビルの開館・閉館時間に合わせて営業していますので24時間営業ではありません。
⑥那覇空港
24時間営業の那覇空港も北九州空港と同じようにターミナルが閉鎖されますので空港泊できません。
コンビニ(ローソン、コンビニシャロン)も21~24時で閉まります。
陸上自衛隊・海上保安庁が利用する関係で空港内もガードが固そうです。
徒歩22分で24時間営業のマクドナルドが近くにありますので、そこで滞在する手もあります。
国内の中では空港泊に一番向いてない気がします。
24時間営業だからといって空港泊できない空港もある
調べてみてわかりましたが、24時間営業=空港泊ができるとはならないようです。
夜間の空港は荷物輸送が多く、人を輸送するわけではないのでターミナルまで開放する必要性がない空港もあるからです。
ショップも閉まっていますしね。
まとめ
24時間営業の空港で空港泊を考えましたが、
- 新千歳空港
- 羽田空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
この4個所は万一、空港泊ができなくても温泉やホテル設備まで考えれば空港泊に近いことができそうです。
ですが
- 北九州空港
- 那覇空港
は空港泊に近いことも難しそうです。
空港内で完結できそうにない場合は事前に周辺の宿泊室も視野に入れないといけないですね。
行く際は気をつけてください。
コメント